安積国造神社
  宮司 安藤智重

〒963-8005
 福島県郡山市
 清水台1-6-23
 TEL:024-932-1145


 
山が出来た 安藤重春画
 
 
水 安藤重春画
 
 
人形あそび 安藤重春画
 
 
人形あそび 安藤重春画
 
 
描こう 安藤重春画
 

前園長の安藤重春画伯

 前園長の安藤重春画伯は、日常の子どもたちの一瞬一瞬を、愛情あふれるまなざしで描きとめていました。
「そしてね」の画には、園児と接する自分の姿が描き込まれています。


「山が出来た」「水」、どろんこ遊び、楽しそうですね。

「人形あそび」「傘」、子どもたちは、工夫をして新しい遊びを見つけます。

「描こう」は、絵画による情操を育てている図です。


  安積幼稚園の園歌は、作詞は幼稚園教諭の旧姓本橋先生、作曲は世界を舞台に活躍されている湯浅譲二先生です。
子どもたちは、いつも喜んで歌っています。
 

 
安積幼稚園園歌
  作 詞 本橋淳子
  補作詞 佐藤 浩
  作 曲 湯浅譲二

一、
おにわの大きなけやきから
木の葉のおはなし聞こえます
あの子もこの子も元気な子ども
どんなことにもくじけない
強い大きな木になあれ

二、
おにわの大きなけやきから
小鳥の歌声ひびきます
あの子もこの子も素直な子ども
声を合わせて手を組んで
声を合わせて歌いましょう

三、
おにわの大きなけやきから
風のおはなし聞こえます
あの子もこの子も明るいこども
お空いっぱいのびのびと
大きな夢を描こうよ
 


日展会友安藤重春画伯

 第61代宮司安藤國重の次男は、日本画家で日展会友の安藤重春です。
明治45年(1912)に生まれ、旧制安積中学卒業後、東京美術学校(芸大)で日本画を学びました。
小泉勝爾、結城素明に師事、高山辰雄と交友を持ちました。

  卒業した年、大日美術院に入選を果し注目を集めましたが、兵役に駆り出され中国大陸へ渡りました。
昭和17年(1942)に召集解除、帰国し東京で制作活動を行いました。
戦火が烈しくなり、昭和20年(1945)郷里郡山に戻り、終戦を迎えました。

  画伯は、荒れ果てたふるさとを思い、郡山に文化の種を撒き育てることを決意しました。
その気持ちは『帰去来』の画などにもあらわれています。
昭和21年(1946)、郡山美術展覧会を公会堂で開催、戦禍で疲弊、荒廃した人心を慰めました。
それ以来、郡山の文化向上に長年にわたって尽しました。
昭和23年(1948)には、兄の安藤貞重宮司とともに安積幼稚園を開園しました。

  本業の日展会友の画家として、日展に数多くの作品を出しました。
平成11年(1999)、郡山市立美術館にて「安藤重春展」が開催されました。
自然を愛し、子どもを慈しんだ画家でした。
画を決して売らないという姿勢を貫きました。
平成18年(2006)、94歳で没しました。

  画集に『安藤重春展』図録・『画心』・『小さい神様』、著作に『画の心と画家のたわごと』・『一粒三十年』があります。

  市内の各施設に日展に出品した画を寄贈しています。
 
雨の華   郡山市立美術館
 
土手   郡山市立美術館
 
帰去来   郡山市立美術館
 
レッスン   郡山市立美術館
 
ふるさと   安積国造神社会館4階
 
午后   安積国造神社会館3階
 
静日   安積国造神社会館1階
 
秋野   安積艮斎記念館
 
冬池   郡山市役所分庁舎5階
 
木洩陽の道   安積高等学校
 
双友   安積高等学校
 
林間   郡山商工会議所会館
 
Copyright (C) asakakunituko-jinja 2000-2001.All rights reserved